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【カリグラフィーは独学できるのか?】気になるこの問いにお答えします。

写本

カリグラフィーを始めようと思っている人、始めたばかりの人は「カリグラフィーって独学できるのだろうか?」と一度は考えるのではないでしょうか。

特にこのご時世、ステイホームだしせっかくだから家でできることを始めようと思ったのに、一人でできるのかな~と不安になったりもしますよね。

今回の記事はほぼ独学の私の体験も交えて、もしかしたらちょっと辛口で心にチクッっとくるかもしれない内容となっています。

気になる方はどうぞ!

カリグラフィーは独学できるのか?

結論としては

人によるができる!本人のやる気次第

だと私は思います。

あ、なんか記事が終わってしまいそう(笑)

そうなんですよね。多分みなさん心のどこかでは分かってるんです。やる気次第だと…

でもカリグラフィーをやりたいなーどうしようかなーと思っている段階ではまだ猛烈なやる気って出てないと思うので、とりあえず始めてみないことには続けてやっていく「やる気」があるかどうかは分からないと思います。

勉強でもよく「やり始めればやる気が出てくる。」と言われるように、やり始めて楽しくなってやる気も沸いてくるものだと思うんですよね。掃除でも最初はやりたくなかったけど仕方なくやり始めたらあそこもここもキレイにしたいとなって気付いたら何時間も経っていた。なんてことありますよね。

そのやる気をいかに継続していくかが問題ですが、一番はやっぱり

「カリグラフィーが好きであること。」です。

好きなことならなんでも苦も無くできると思います。

ただ、「人による」と書いたのは、いくらやる気があっても独学というのは一人でやるものなので一人でコツコツやることに耐えられる人じゃないと辛いと思います。

ということで、カリグラフィーの独学は

「カリグラフィーが好きで、一人でコツコツできるやる気のある人」

ならできる!ということでした。

独学とは

まず独学とは

学校に通わないで、また先生にもつかないで、独力で勉強すること。

引用:明鏡国語辞典

とあります。

ということで教室に通わず、本から学べば独学ですね。今の時代ウェブサイトや動画サイトから学ぶことも入れていいと思います。

通信講座はどうなの?という疑問がありますが、私が体験した感じでは通信講座はプロから教わっているものの、独学に近いんじゃないかなと思います。

なぜかというと、先生の書いているところが実際に見られないし、自分の書き方も見てもらえない、絵の具の溶き具合だとかも確認できない、丁寧な添削が返ってくるもののそれを読んで自分のものとして吸収するにはそれなりに自分の力量も必要。などの理由があるからです。
結局自分で考えることの量がとても多いです。

私は偶然カリグラフィーの本を手にしたことがきっかけだったので、最初のうち暫くは本を見ての練習でした。その後通信講座を受け、ある程度書けるようになってから(通信講座を受け始めてから2年後くらい)単発の講座を受けに行き、始めて実際に書くところを見たり、手元を見てもらったりしました。

疑問もすぐに解決しますし、それまで悩んだり、ああでもないこうでもないと考えていたりした時間が無駄に多かったなとその時思いました。

しかし、疑問を持った時に考える力が付いたことは確かです。また、色々な方法で調べたり、本を探したりする中で調べる力もついたのは良かったなと思っています。

どんなことをやるにもそうだと思いますが、主体的に動かなければ自分のものにはなりませんよね。分からなければ調べる。分かるまでやりきる。そういうことが独学には必要になってきます。

「教室が近くにないから上手くならない」とか、もし教室に通っていたとしても「先生の教え方がちょっと…」とか文句ばかり言ったり自分以外のもののせいにしていても上達はしません。

主体的に、考えて、やる。ダメだったらまた考える。やる。この繰り返しです。(厳し~ 涙)

ちなみに私が受けた通信講座はこちらです。

カリグラフィー・ショップ
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私はこの通信講座で本格コース、上級Ⅰコースを修了し3級の認定を受けました。

その後、対面授業として
ウェディングカリグラファー養成講座全7回(3時間ずつ)を修了。
クリストファー・ハーネィス、ユキミ・アナンドのワークショップ(各二日間)を受講。
以上が受けた講座(2021年9月現在)で、もっぱら独学の日々です。

どうやって独学するか

どうやって独学するかですが、

良いお手本を真似て書く。とにかくたくさん書くことです。

「学ぶ」の語源が「真似ぶ」と言われているように、人類は真似ることで能力を磨いてきました。
ですから最初はとにかくお手本を真似て基礎をきっちりやることが大切です。

そのあとに自分の字となっていきます。

これは修行における守破離と同じです。

守破離とは

剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。

「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。

「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。

「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

引用:goo国語辞典

カリグラフィーも書道という「道」ですから、このようにかっこいい段階を踏んでいきたいですね。

それから良い作品をたくさん見ることも重要です。カリグラフィー作品に限らずいろいろな芸術作品を見て審美眼を鍛えましょう。

そしてカリグラフィーは手も道具の一つです。毎日書いた方が手がトレーニングされ、書く筋肉がついていくので、ほんの少しでもいいので毎日カリグラフィーの時間を作りましょう。
週末だけ何時間もやると色々なところが変な筋肉痛になります(笑)

独学に必要なもの

最低限必要な道具

ペン先をいくつかと、ペン軸一本、絵の具と紙があれば始められます。

作品集のような本もいいですが最初は詳しい書き方が載っているものがおすすめ。

英語が分からなくても洋書は買いましょう。本場のものを知らないのは愚の骨頂です。
見ているだけでモチベーションが上がります。海外サイトでなくてもアマゾンで簡単に買えますよ。

ネット環境

カリグラフィーサイトを検索していいものにたくさん触れましょう。

書き方動画もたくさんあります。

やる気と強い意志

前述したとおり主体性を持って強い意志でやっていかなければなりません。

書道や絵画をやっていたら得?

書道(Japanese Calligraphy)をやったことがあれば得か?という質問をされることがあります。

結論としては少しだけ得だけど気にすることはない。と思います。

書道は毛筆メインですがカリグラフィーは金属製のペンがメインなので道具が違います。ほとんどの人がこのペンの初心者です。

ただブラッシュライティングという分野もあるのでそちらでは筆の扱いになれている書道経験者の方が有利です。

それからお手本どおりに書くという能力が書道経験者は育っているので、その辺はお得かなと思いますが、アルファベットは漢字やひらがなよりは単純な文字形態なので書道をやっていなくても大丈夫と思います。

また、カリグラフィーのバックグラウンド(背景)や周囲に絵画的な要素のある作品もありますが、絵を習ったことがなくてもテクニックとして徐々に身につけていけばよいと思います。

ドイツのカリグラファー・書体デザイナーであるヘルマン・ツァップ(1918-2015)の言葉に以下のようなものがあります。

“Learning calligraphy-by studying such books or attending workshops, for instance. your age or your artistic background should be no hindrance to you, as long as you have the will to learn.”

「たとえばそのような本を勉強したり、ワークショップに参加したりしてカリグラフィーを学ぶ。あなたに学ぶ意思がある限り、あなたの年齢や芸術的背景が邪魔になることはありません。」

独学のメリットとデメリット

メリット

好きな時にできる

自由に勉強できる

お金がかからない

考えたり、調べたりする能力がつく

教室のカラーに染まらない

一人好きには気楽でいい

デメリット

強制力がないのでなまけ心に負ける時も…

これでいいのか迷うことが多い

質問できない

間違ったまま進んでしまうことも…

モチベーション維持が大変

時間効率が悪い

仲間ができない

まとめ

カリグラフィーの講師を目指しているのであれば時間のことを考えると非効率なので先生につくことをおすすめしますが、そうでないなら独学でも問題ないと思います。

独学は厳しいですが、「独学」と力んで身構えずに、楽しむことが一番です。

字が思うように書けなくて楽しくない瞬間もありますが、好きなら乗り越えられ、乗り越えたときにまた楽しくなります。

楽しくて好きなら独学でもなんでもやっていけると思います。

条件付きではありますが「カリグラフィーは独学できる」ということでした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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