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個展「文字と紙Ⅱ」~宝石店での宝石のような文字と紙~ は無事終了しました。

個展「文字と紙Ⅱ」はおかげさまで10月10日をもって6日間の展示を無事終えました。

期間中はお天気の良くない日もありましたが、お越しいただいた方々、お買い上げくださった方々、本当にありがとうございました。

また、会場の宝石メガネ時計すずきさん、DMを置かせていただいたお店の皆さま、新聞社の方々、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

個展を終えて

個展が終わって4日経っても疲れが取れないのは歳のせいなのでしょうか… 
以前の記事に書いたように「個展は一人文化祭」と私は思っているのですが、確かにエネルギーを使い切った気がします。
私の恩師が来て、

「あんた頑張っとるな~、大変なのはよー分かる!」

と言ってくださったのがものすごーく嬉しかったです。御年82歳!まだまだ先の個展も計画されているそうで尊敬です。私も頑張ろうと思いました。

そして個展後の一人反省会をし、売上はまあ、まあ…もう少しあったらなという感じ(いやらしい話ですが笑)だったけれど、なぜか清々しい気持ちで終われたのでそれは何故なのかを考えてみました。

前回の初個展はただただ自分の夢を叶えるのが目的だったのと、コロナ禍になってこの先どうなるか分からないという中で、どうせ自分もみんなもいつか死ぬと思ったらやりたいことをやらなきゃ!という思いもあって「エイヤッ」という感じでした。

でも今回は違って、初個展のあとスランプになり自分は何のために生きて何のために書くのか悩み、自分の本当に好きなもの、またそれがなぜ好きなのか、他人とは違う自分の強みとは何なのかを徹底的に突き詰めて世界観を作り、アートを売る方法を学び、自己啓発講座を受け、本をたくさん読むなどしてかなり勉強してきました。そういったマインドを整えた(まだまだの部分もありますが)上での個展だったのである意味初個展に近かったかもしれません。

そんな状態で、来てくださったたくさんの方があまり見る機会のないカリグラフィーやペーストペーパーの作品に感嘆されて、こういった世界を知ってもらうことができて良かったなと思いましたし、私自身もお客様との会話の中で刺激を受けるものがたくさんありました。
自分のマインドが変わると見えてくるものが違ってくることを実感しました。

インスタでしか繋がっていなかった方と実際にお会いできて共通の話ができたことも楽しかったし世界が広がりました。

また、小学校時代から現在までの全てのステージで出会った友人たちが来てくれて、本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいになりました。ただ会うだけで嬉しい友人、社会人としてすごい成長している友人、人間力も磨かれてる友人、たくさんの刺激をいただきました。最終日、疲れが溜まったころには人生の走馬灯かと思ったほど(笑)

過去の自分に会うことができたならひっぱたいてやりたいと思うような部分もあった私とこうして繋がってくれていることがどうしてか分からないと以前は思っていましたが、今はみんなの愛を素直に受け取っています。そんな自分を感じられたことに感謝!(ありがとう!みんな大好き~)

会場のお店のすずきさんには大変お世話になり、(というかかなり甘えさせていただいた)今回は人とのご縁や愛をたくさん感じる個展となりました。

「癒される」というお声もたくさんいただいて、サプリメントアートにとって一番うれしい言葉をいただきましたし、『名もなきアートピア』の目的も果たせていて、私も人のためになることができたのではないかと思い、嬉しく感じました。

また、好きな風にやらせてもらって、個展中の家事なども心配なかったのは家族のおかげです。感謝してます!

そういう訳で、今回もほんとうに清々しく、幸せいっぱいの気分です。みなさんからパワーをいただいていますので、次回に向けて頑張れそうです。今後ともよろしくお願いいたします。

個展でお客様からいただいた感想を少し紹介します。

「繊細で癒される!」

ユミ

繊細さが短所と思っていた時期もありました。癒しはテーマなので嬉しいです。

「会場が絵本の世界みたい!」

ユミ

将来、絵本も作れたらいいですね。

「このグラデーションはどうやって出すの?」

ユミ

計算とテクニックと偶然です!

「(文字を見て)手書き?定規は使ってないの?」

ユミ

ガイドラインは定規で引きます(後で消します)が、文字に定規は使いません。

「え!これも手書き?!」 (←これが一番多い)

ユミ

そうです。デジタルは使ってませんよ。

「イラストがかわいい!カレンダーにして欲しい。」

ユミ

イラストの受けがいいことには驚きと同時に嬉しいです!

『こういう世界があるとは知りませんでした。「書道」とは別世界の「美しさ」を追及している様に感じ好感を持ちました。 絵画や、彫刻、音楽もそうですが、個人的には「美しく感じる」そう言うものが芸術の基本かなと再認識しました。』(新聞記事を見て)

ユミ

「美しい」いただきました!調和とバランスあっての美を目指してます。

「ブレイクの詩のカリグラフィーが印象的です。」

ユミ

なかなか一般的には見られない作品と思います。印象に残ってもらえて嬉しいです。

「人は社会的な動物で、こういう交流が、豊かな生き方を彩ると思う。生きてるからこそのことをしたいと、改めて思った。」

ユミ

ほんとにそうですね。そう思ってくれて心から嬉しいです。

「会う機会を作ってくれてありがとう。」

ユミ

みんなの交流の場となれて嬉しいです。

などなど。

ユミ

他にも作品に対するアドバイスや率直な感想をいただきました。皆さま本当にありがとうございました。