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【私が鳥に関するカリグラフィー作品を描くわけ】鳥の魅力から環境問題まで自由に語る記事!

ユミ

こんにちは。サプリメントアートカリグラファーの武ユミです。

みなさんお気付きかと思いますが、私の作品には鳥の絵が描かれていることがあります。

それはなぜかというと、鳥が大好きだからです!

スマイリー

ヤッター!

いきなり結論を書いてしまったのですが、今回の記事はカリグラフィー関連ではなく鳥一色となっていますので、鳥好きな人はもちろん、鳥なんて全然興味ない人も「新しい世界が広がるかも♡」と思って読んでみてくださいね!

鳥のどこが好きか

鳥のどこが好きって、まず自由に飛び回れるところです!
飛ぶことは人類の憧れです。自由にどこへでも行けるってほんとにいいですよね!

次に鳴き声です。きれいな鳴き声は姿が見えなくても癒されます。

それからフォルムと色。飛ぶことに特化した美しいフォルムや、特に美しい色彩を持つものはまさしく神の創造物といった感じです。

私はいわゆる小鳥といった大きさの鳥が一番好きなのですが、とにかく小さくてかわいいですし、仕草なんかも愛らしくて癒されます。

インコやオウムのように賢い鳥が多いのも魅力です。

スマイリー

マアネ!

また季節ごとに出会える鳥が違うことで季節の変化を感じられるところもいいですね。

いつから鳥好きか

プロフィールにもバードウォッチングが趣味と書いてありますが、実はバードウォッチング歴はまだ2年ほどなんです(2022年現在)

バードウォッチングにはまったことで自分が鳥好きなんだとはっきり認識できたわけで、それまでは自分の中では普通のことだったのです。

それで鳥好きの片鱗をうかがわせる記憶を思い返してみたのですが、
一番古い記憶は2歳のころ、祖父に抱っこされて見た白鳥とカモでした。白鳥が白くてきれいだなと思った記憶があります。ガーガさんと呼んでいました。

それから小学生の時にディズニーランドで買った鳥の羽のついたヘアバンドみたいなもの。

父がどこか海外のお土産でくれたセキセイインコのふわふわなぬいぐるみが気に入っていたこと、

鳥笛を持っていたこと、

高校生の時、直方体の木材から流線型のものを削りだすという美術の課題で制作したベニコンゴウインコ、ベランダに迷い込んできたセキセイインコ、

授業中に教室に飛び込んできたメジロ(廊下側の窓にぶつかって気絶してました)、大学のセンター入試の時にハトが廊下に入って来たこと!

時々「インコ飼いたい熱」にかかる、疲れたときはインコと文鳥の画像や動画に癒される、鳥の声が聞こえる場所が好き、とにかく鳥のフォルムが好き、色が好き、などなどエピソードがたくさん出てきました。

これだけあれば鳥好き確定ですよね(笑)

そして最初に戻りますが、バードウォッチングを始めたのは、次女(当時小学3年生)のクラスメイトだった鳥好きな男の子の影響です。

そのお友達は「日本野鳥の会」の鳥のピンバッジや帽子などのグッズを持っていて、娘がそのグッズに興味を持ち「バードメイト寄付」でピンバッジをいただいたのが始まりです。

そのころまで、野鳥の会というとカウンターで数を数える人たちというイメージしかなかったのですが(恥ずかしい)、いろいろなグッズを売っていること、寄付もできること、もちろん野鳥の生態の研究や自然保護活動などをしていることを知って、私と娘は気分大盛り上がりになったのでした。

そしてすぐに野鳥図鑑を買いに行き、さすがに子供は覚えるのが早い!どんどん野鳥情報を頭に入れてしまい、あっという間に私以上の鳥好きになってしまいました。

休校中に娘が作ったペーパークラフトのカワセミ

そのうちに、新型コロナウィルスのため学校が休校になりましたが、バードウォッチングという趣味を持った私たちは少し救われるものがありました。

幸いなことに近所に緑の多い公園があったり河川敷も近いため、歩いて行くことができ自粛期間中も健康的に過ごせそうでした。

娘は見つけた鳥がいると野鳥図鑑にチェックマークを入れ、そしてここで名言が!

「こんな近くにこんなかわいいのがいたなんて~♡」

これを聞いて私は「そんなこと言ってるあんたがかわいいよ~」と思うのと同時に(親バカ)「確かに。」と改めて身近な自然を感じたのでした。

娘が持っている野鳥図鑑はこちら。文庫本よりひと回り大きいサイズでしかも軽く、中身も充実!
大事な本だからラミネートフィルムで補強するようにと娘から頼まれたので貼りましたよ。ラミネート。図書館の本みたいになりました(笑)

身近で見つけた鳥

身近な野鳥というと都会ではスズメ、ハト、カラスくらいしか知らないという人も多いと思います。ほかにはメジロ、ウグイス、ツバメ、サギ、カモ、トビとか。

見たことはあるけど名前は知らないものを含めるともう少しあるかな~といったところでしょうか。

娘と私で身近に見つけた鳥をここに挙げてみますと…

キジバトドバトコゲラチョウゲンボウハシブトガラスシジュウカラツバメヒヨドリメジロムクドリジョウビタキ

イソヒヨドリ

スズメハクセキレイカワラヒワキジチュウサギケリトビモズヒバリオオヨシキリツグミ

ベニマシコ

ホオジロヤマガラウグイスエナガ

ヒレンジャク

シロハライカルヒドリガモマガモカルガモハシビロガモホシハジロカワウアオサギダイサギコサギバンオオバンカワセミ

キセキレイ

セグロセキレイ

なんと45種いました!今回の記事を書くにあたって改めて調べてみて自分でも驚いています。

ちなみにどんなところに住んでいるかというと、愛知県豊田市の中心部です。

すぐそばに三河の山があり、自然の多い田舎の都会みたいな感じです。それでもこんなにいるんですね~

先ほど紹介した野鳥図鑑には330種の鳥が掲載されているようなので、これからもまだまだ探していきます。ポケモンGOをするよりいいと思うのですがどうですか?

我が家の双眼鏡

長女も「バードメイト寄付」でピンバッジを手に入れたものの、そこまで興味がないらしく、バードウォッチングはいつも次女と二人。もともと持っていた双眼鏡一つでは足りないし、もっと性能のいいのが欲しくなりNikonモナーク7 10×30を購入。もっぱら娘が使っていますけどね。

もっと望遠が欲しいと思うこともありますが、手ブレや重さのことを考えると初心者にはこの倍率で良かったなと思います。「日本野鳥の会」でもおすすめしていますよ。

鳥に関する作品を描くわけ

バードウォッチングをしてまず最初に気づくのは娘も言ったように「こんなに身近に自然があるのに私たちは全然気づいていない」ということと「本気で環境問題に向かい合っていない」ということ。

アウトドアブームだったり、エコだ何だと言っても、私たちは一番身近な自然についてほとんど何も知らず、注意を払っていないということを自覚しないといけないと思います。

鳥は環境の指標である。もし彼らが困難な状況に陥ったら、私たちもすぐにトラブルに陥るだろう。

ロジャー・トリー・ピーターソン アメリカの博物学者、鳥類学者

という名言があるように、鳥に注意を払わなければ私たちは気づかないうちに最悪の状態になっているということになりかねません。というより、もうなっていると言ってもよいでしょう。

事実、野鳥の数は減っています。特にスズメやツバメは将来的には絶滅危惧種に指定の可能性があるのだそうです。減少の理由としては昆虫の減少、農地の面積や質の変化、森林伐採、外来種による生態系の変化、気候変動などなど、多岐に渡りますがほとんどが人間が関わっていることは間違いないですよね。

身近な鳥を知ることは自然環境について考える一番近い入り口の一つだと思います。

いつもそばにいて、いつでも観察でき、しかもかわいい!

こんなに魅力的なのでみんなに知ってもらいたいという思いがあります。
そして作品を通して鳥に興味を持つ人が増え、環境問題に関心を持つ人が増え、自然環境保護に貢献できたらいいなぁと思います。もちろん、私の作品はサプリメントアートなので鳥に癒されるだけでもうれしいです。
そういうわけで鳥が大好きだからこそ、私は鳥に関する作品を作っています。

まとめ

ここまで読んでくださったあなた!鳥が気になってきましたよね~!

今の時期、野鳥観察を始めるならツバメがおすすめです。
渡り鳥のツバメがやってきているので巣作りから子育てまで観察できます。

ツバメも来ないような都会に住んでいる方はもしかしたらハヤブサを見つけられるかもしれません。最近は都会のビル群をもともとの住処であった断崖と見立てているのか、東京などではハヤブサが増えているようですよ。

自然に目を向けて、忙しい日々にほっとする時間を積極的に作っていきましょう!

そして鳥のように軽やかに自由になりましょう!

ユミ

今回は鳥一色の記事でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。